「社会に出る前に学んでおくべき人生のための金融リテラシー」とは?
みんなの金融教育協会(FiNA)では、2025年6月30日京都橘大学にて、「社会に出る前に学んでおくべき人生のための金融リテラシー」というテーマで講義をしました。
35名の学生さんにご参集いただいた中、弊社認定講師の内田英子から、
・近年の社会の変化
・ライフプランニング
・ライフイベント
・公的年金制度
・資産運用
・NISAを使った資産形成
という多岐にわたる内容をお伝えさせていただきました。
金融教育の重要さが注目されてきている中で、学生のみなさん熱心にご受講いただきました。

講義のまず初めに、人生のためになぜこんなにお金のことが話題に上るようになったのか理由を考えてもらい、この講義の目的を明確にしました。
学生さんの現時点の状況では、お金について関心がある方は少なく、お金についての講義、というとプラスのイメージばかりではありません。目的を明確にすることで、お金のことを話すというマイナスのイメージを払拭して頂き、より前向きに講義を受けていただけるように心がけています。
最初の話題として、「今起こっている様々な社会の変化」をクイズ形式で紹介しました。内容は、物価について、金利について、公務員の福利厚生について、不動産環境について、平均寿命について。これらの現在進行系の社会変化をお話したところ、多くの興味を持っていただくことができました。

次に、さまざまな変化の中、生活者が押さえておくべきこととして、以下の内容を紹介しています。
・ライフプランニング
・ライフイベント
・キャリアによる生涯収入、年金額の差
・公的保障
・公的年金保険の特長
・保険の意義、しくみ
・利回りの効果
・資産運用の心構え
・合理的な資産運用のポイント
ご受講いただいた学生さんからは、
「NISAやiDeCoなどは耳にすることはあったが、資産運用か投資か何かのシステムかな、ということしか知らなかった。今回の授業で、資産運用について学んで、この2つもどういうものか知ることができた。」
「聞いたことはあっても詳しくしらない金融制度の内容が知れて有意義な時間だった。少額からでも自身の将来のための資産運用を実行して行きたいと感じたのと、そのためのライフプランやキャリアプランを今一度考えたいと思った。」
などご感想をいただきました。

一般社団法人みんなの金融教育協会(FiNA)では、このように聴講される皆様の属性に合わせて、多岐わたる話題をご提供しています。
今回も、終始、極力専門用語は使わず講義を進めさせていただいています。
今後も一般社団法人みんなの金融教育協会では、学生さんの理解が深まるよう、引き続き学生への講義を進めて参ります。