「社会に出る前に学んでおくべき人生のための金融リテラシー」とは?
みんなの金融教育協会(FiNA)では、12月17日、龍谷大学・深草キャンパス(京都市伏見区)にて、「経済学のすすめ」というテーマで講義を行いました。
63名もの多くの学生さんにご参集いただいた中、弊社認定講師の益田眞一が講義から、人生が長く多様化している中で、誰にとってもマネープランが必要なこと、人生にお金はいくらかかるか、公的年金制度について、長期投資の基礎知識、企業型DC、iDeCo、NISA制度などについてお話しました。
みなさん熱心にご受講いただきました。
今回は、竹中正治教授立ち合いのもとで、一般教養科目として、経済学部以外の1年生から3年生までを対象に講義を実施。
資料は本文と10問の理解度チェッククイズを合わせ、合計79枚のスライドを提示。オンタイムでスタートし午後2時59分、定刻通りに講義を終えました。
本文は5部構成で
①学生生活~お金の向き合い方~
②ライフイベントとお金の基本
③投資の正しいルールを覚えよう
④老後の年金ってホントにもらえるの?キホンを知ろう!
⑤企業年金~会社選びのポイント~。
と多岐にわたる内容としました。
講義の要点と学生の反応は、
・「103万円の壁とアルバイト」
令和7年度税制大綱発表を直前に控え、タイムリーなコンテンツの提供を行いました。
・「投資信託で投資する」
約3分の1程度(約20人)が投資信託を知っており、iDeCoやNISAなどへの関心の高さを把握できました。
・「公的年金シミュレーターで自分の年金を知ろう」
今年の財政検証の結果を踏まえたうえで、ネット上で実演。これからの働き方と年収に応じた年金額の試算を身近に考えてもらえたと思います。
・「会社選びのポイント」
2つの企業年金制度を紹介。とりわけDCの投資教育研修に力を入れ、安心感の持てる会社選び、就活対応についてアドバイスを加えました。
ご受講いただいた学生さんからは、
「資産運用の重要性を知ることができ、20代である若い世代から長期的に運用することが将来に繋がると改めて新NISAについて意識が高まった。」
「具体的なライフプランの立て方をイメージすることができた。」
などの感想をいただきました。
みんなの金融教育協会(FiNA)では、このような講演を通じて、引き続き、金融リテラシーの向上を目指していきます。