【大学出講】 秋草学園短期大学にて学生向けの金融リテラシーの講義を実施。45名の学生が受講

みんなの金融教育協会(FiNA)では、2025年5月14日、秋草学園短期大学にて、「社会に出る前に学んでおきたい人生のための金融リテラシー」というテーマで講義を行いました。

41名の学生のみなさんが熱心に受講されました

秋草学園短期大学地域保育学科2年生45名の橋本洋子教授の学生にご参集いただきました。弊社認定講師の田端沙織から、ライフベントとライフプランニング、年金制度、家計管理と金融経済、資産運用などの制度や人生上の利用の仕方などについてお話しました。
今年1月の講義に引き続き、みなさん熱心にご受講いただきました。

FiNA認定講師の田端沙織が講義

最初に、「ライフプランとキャリア」について考えてもらう時間を設定。
もうすぐ始まる就職活動で、どんな会社を選びたいがペアワークで考える時間を設けました。当大学では、保育士や子どもに関わる仕事を目指している学生が多いこともあり、将来の会社選びで重視することを考えてもらいました。

会社選びのペアワークで出た感想としては、「好きな仕事ができることが大事」、「保育所は女性が多い職場環境なので、人間関係が良好な会社」などが挙がりました。また、保育士は給与が安いという社会問題が背景としてあり、「給与が高い」を挙げる学生もいました。

次の内容は、福利厚生の一環で、「企業DCやそれを運用する際のポイント」。
年金制度について不信感や、将来自分たちは年金もらえないのではないかという漠然とした不安を抱えている学生が多いこともあり、日本の年金制度の構造や財政検証・制度改革など、年金制度の正確な情報を伝えました。
20歳を迎えた学生も数人おり、すでに年金機構からのお知らせを受け取っている学生もいたため、年金を払うか学生納付特例制度の手続きをするかの注意喚起も行っています。

また今回は、「家計管理」について詳しく解説し、熱心にメモをとる学生もいて反応が良い話題定期にもなりました。

最後に、「資産運用」についても解説し、「長期・積立・分散+低コスト」等、お金の置き場も考えることが大事であることを伝えました。

また偶然、前年度に受講した学生に合うことができ、受講後「NISA口座を開設して毎月1,000円積立投資を始めて継続している」と嬉しい報告を貰い、実際の行動変容に繋がっていることも確認できています。

みんなの金融教育協会(FiNA)では、このような講演を通じて、引き続き、金融リテラシーの向上を目指していきます。

この記事を書いた人