Q3. 年金は現役時代の収入に対してどのくらいもらえると思う?
- 6割
- 4割
正解!
不正解...
正解は「6割」です。
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年金は現役時代の平均的な手取り収入の6割程度受け取れるといわれます。専門的な言葉で「所得代替率」と言います。豊かさの度合いと考えてください。
所得代替率:詳細説明は以下の厚生労働省のサイトにてご確認ください。
年金は、将来の平均年収が基本になります。では、Aさんは20歳から国民年金に加入して、22歳から会社員として65歳まで働きます。生涯の平均年収を700万円とすると、65歳から受け取れる年金額は244万円です。
配偶者も働いていれば、世帯の年金額は増えます。将来いくら年金が受け取れるかは厚生労働省の公的年金シミュレーターで簡単に試算できますよ。
※年金額の概算が気になる方は上記URLの厚生労働省の公的年金シミュレーターを是非一度ご利用ください。
厚生年金の年金額は、賃金が高いほど高くなりますが、年金額は、現役時の賃金水準ほどは差がつかない仕組みになっています。これは、厚生年金は現役時の賃金に比例するのに対し、全国民共通の基礎年金(1階部分)は、納付期間が同じなら、賃金よらず定額であるためです。基礎年金が定額なので、所得が低かった人にも所得再分配の仕組みがあるからですね。
国民年金は、大体1年間保険料を納めると2万円増えます。満額だと約80万円です。大きいですね。賃金が低い方にも配慮がある仕組みとなっているわけです。
年金は現役時代の平均的な手取り収入の6割程度受け取れるといわれます。